そうだ、カメラ持ってこ。

写真が好きなお父さんのものがたり。

SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

気まぐれレンズレビュー。

今回は、SIGMAの大口径標準単焦点レンズ 「SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM」です。

www.sigma-global.com

2008年12月27日発売と、今となっては10年前の代物になるんですが、これがなかなかいい写りをしてくれます。これで定価60,000円(税別)で出したSIGMAさんはほんとに頑張ったなーと思います。(最近のレンズはインフレ気味なんでちょっと残念)

 

このレンズにはどうやら前期型と後期型が存在するようで、見分けるポイントはその外装。前期型は俗に「サメ肌」と言われるざらっとした表面処理がされています。

個人的にはベロアの生地の質感に似てるなーと思ってます。そうです、私が所有しているのは前期型です。

f:id:samarai-x:20180817155748j:plain

ベロア調…伝わるでしょうか…

そのほか、外装の観点では、

  • AF-MF切替えスイッチ
  • 距離指標
  • 程よい太さのフォーカスリング

ってな感じで、ごくごく標準的な外装の標準レンズといったところでしょうか。

f:id:samarai-x:20180817160400j:plain

金環は好みが分かれるポイントです

古いレンズですがHSM搭載なので、α7Ⅱ+LA-EA3との組み合わせで像面位相差AFがちゃんと作動します。スナップや風景撮影で使う分には、AF速度もあまり気にならない実用レベルだと思います。

Aマウントボディに装着すると、すっごい塊感があって納まりが良いんですが、α7ⅡだとLA-EA3が介在する分、見た目にもフロントヘビー感が出てしまいます。実際、持ってみてもフロントヘビーなんですが。

f:id:samarai-x:20180817160111j:plain

この角度で見ると、意外とイケてる

 肝心の写りはと言いますと。

こんな感じです。どんな感じやねん。

この日の空は全体的に薄い雲があったので、空は白とびしちゃってます。

 

マップカメラで中古の良品を25,000円ぐらいで購入しましたが、かなりお得なレンズじゃないでしょか。

すでにシグマの50mm F1.4はArtラインになり、αEマウント版も発売され、そもそもαAマウント自体が存続の危機に瀕しておりますが、うちでは当面現役で活躍していただきます。