SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
気まぐれレンズレビュー。
今回は、SIGMAの大口径標準単焦点レンズ 「SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM」です。
2008年12月27日発売と、今となっては10年前の代物になるんですが、これがなかなかいい写りをしてくれます。これで定価60,000円(税別)で出したSIGMAさんはほんとに頑張ったなーと思います。(最近のレンズはインフレ気味なんでちょっと残念)
このレンズにはどうやら前期型と後期型が存在するようで、見分けるポイントはその外装。前期型は俗に「サメ肌」と言われるざらっとした表面処理がされています。
個人的にはベロアの生地の質感に似てるなーと思ってます。そうです、私が所有しているのは前期型です。
そのほか、外装の観点では、
- AF-MF切替えスイッチ
- 距離指標
- 程よい太さのフォーカスリング
ってな感じで、ごくごく標準的な外装の標準レンズといったところでしょうか。
古いレンズですがHSM搭載なので、α7Ⅱ+LA-EA3との組み合わせで像面位相差AFがちゃんと作動します。スナップや風景撮影で使う分には、AF速度もあまり気にならない実用レベルだと思います。
Aマウントボディに装着すると、すっごい塊感があって納まりが良いんですが、α7ⅡだとLA-EA3が介在する分、見た目にもフロントヘビー感が出てしまいます。実際、持ってみてもフロントヘビーなんですが。
肝心の写りはと言いますと。
こんな感じです。どんな感じやねん。
この日の空は全体的に薄い雲があったので、空は白とびしちゃってます。
マップカメラで中古の良品を25,000円ぐらいで購入しましたが、かなりお得なレンズじゃないでしょか。
すでにシグマの50mm F1.4はArtラインになり、αEマウント版も発売され、そもそもαAマウント自体が存続の危機に瀕しておりますが、うちでは当面現役で活躍していただきます。