コンパクトなのに大容量!なカメラバッグ "Endurance Ext"を使ってます。
カメラや写真関連で検索かけてると高確率で行き着くであろう写真情報サイト?"studio9"の中の人、中原一雄さんが手がけたカメラバッグ、その名も
"Endurance Ext"
1年前に長めの海外出張が決まって、大きいカバンが必要なんだ!と大型キャリーバッグを購入するどさくさに紛れて購入しました。
バッグ自体の詳細は、そのstudio9で詳しく解説されてますのでそちらをご覧ください。
これがまた、思った以上に使いやすい!いろんなブロガーさんが書かれていますが、どれも「そうそう!」とうなづいてしまうぐらい、恩恵を受けております。
特にOM-D ユーザーの皆さんにはベストマッチなバッグじゃないかなと本気で思ってます。
今回は、私が持ってる機材を詰めてみた写真をご紹介します。
カメラ:OM-D E-M1(バッテリーグリップ付き)
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
そのほか、
写真ではカメラ本体にバッテリーグリップ、40-150mmとテレコンを付けて、12-40mmと17mmは上部に、フラッシュを下部に収納しています。若干上部のレンズたちが遊び気味ですがあまり気になりません。"Ext"の由来である下部収納の拡張ジッパーは開けなくてもちゃんと収まりました。
エツミのディフューザーは上部気室に入れてます。PIXIはサイドポケットに入れてます。この部分はもっと大きい三脚でも入るようになってるそうです。
これ、たぶん12-40mmを縦に入れれば、7-14mm F2.8 PROを横並びで入れられそう(もちろん17mmはお留守番か上部気室に入れる)なので、オリンパス大三元レンズが一通り入ります。
実物を見てみたいというカメラバッグ難民のそこのあなた!リコーイメージングスクエア新宿、大阪のショールームにあるみたいなんで、ぜひ一度手に取ってみてください。わたくし的にはかなりおすすめのカメラバッグです。
OM-D E-M1で運動会を撮る(体育館編)
運動会の結果を書くぞと予告してから早4か月…記事は起こしていたのですが、写真を添付する時間を確保するのに難儀してしまいました。言い訳です。
さて、OM-D E-M1 (無印)で運動会を撮る。しかも、体育館で。このテーマ、私がカメラを買うための一番メインの指標になるテーマです。α77Ⅱを買うときも、α7Ⅱを買うときも、OM-D E-M1を買うときも、常に「カメラ名」「運動会」を軸に検索かけまくってレビューを漁り読んでいました。でも、どうしても自分がほしいと思うポイントやその写真サンプルが見つからず、かなり迷いながらもE-M1にたどり着き、今回の本番にいたったわけであります。
今回の機材セッティング
今回持ち出した機材は以下のとおりでございます。というか、今はこれしか持ってない…十分なんですけどね。
カメラ:OM-D E-M1
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
望遠の方は1.4倍のテレコンも持ってますが、今回は小学校の体育館、しかも昨年と同じ場所なのでなんとなくの距離感からテレ端150mm(フルサイズ換算300mm)以上は必要ないと判断し、持って行きませんでした。
レンズの使いまわしとしては、演舞系のプログラムでは12-40mm、かけっこ系は40-150mmと決めて、プログラム間で付け替える作戦でした。
ロケーション
この小学校は全クラス数が12クラス。文科省の設置基準からすると最低919㎡必要らしいのです。バスケットコートが縦にどんと一面描いてあるタイプなんですが、もろもろ勘案してざっくり幅25m x 奥行30mって感じでしょうか?
そんな設営なので、例えば保護者席の最前列に座っていると、リレーで走る園児は2~3m前を走り去っていくぐらいの距離感です。で、私はその保護者席の最前列にあぐらかいて座っている状況でした。場所は第4コーナーからストレートに入るぐらいの場所です。下図参照。
天気は晴れ。9:00~12:00ぐらいで、カーテン類は全開だったので比較的やさしい条件だったんじゃないかなと思います。ただF4通し以上の明るいレンズじゃないとやっぱり厳しいと思います。もしくは、フルサイズのカメラでISO3200か6400まで上がってもOKぐらいの余力を持っておくとか。
カメラのセッティング
これが一番迷いました。前日までにある程度固めていたつもりだったんですが、やっぱり現場で色々と悩みが発生し、撮影の合間にちょこちょこいじりました。自分とこの子が出てくる前に、他の子で試し撮りして、セッティング変えて、また試し撮りして。そんなこんなで最終的にたどり着いたのが以下のようなセッティングです。
- モード:S(シャッタースピード優先)シャッタースピードは200か250ぐらい
- WB:日中(太陽マーク)
- AFモード:C-AF or C-AF+TR
- 測距点:グループターゲット(9点センター) or オールターゲット
- ISO:AUTO 上限ISO1600
- ドライブ:連写H
- ピクチャーモード:i-FINISH
実はEVFのフレームレートを高速にしたかったんですが、いざ現場で変えようと思ったらフレームレートの項目がグレーアウトされて変更できない…ちょっとあせりました。結局諦めてフレームレートは標準のままでした。
後日調べたところ、
- ピーキング機能をいずれかのボタンに設定している
- ピクチャーモードをi-FINISHにしている
のいずれかが該当するとフレームレート変更できない仕様だったんです…知るか!
これは相当オリンパスに文句言いたい点なんですが、カメラ触ってるだけじゃなぜその機能がグレーアウトしているのか全く分からない!他の方のブログ見てると、どうやらマニュアルにも上記のような説明が無いらしいです。ありえんだろ…
ということで、ピクチャーモードに関しては今後他のモードになる見込みです。
実際のレンズの取り回し
さて、実践でのレンズの取り回しについてです。
M.ZUIKO 12-40mm
これは上の子(年中)のお遊戯プログラムと最後の集合写真撮影で使用。プログラムの中に子供たちそれぞれの立ち位置が書いてあるので、あらかじめ自分の子の近くに位置取りできました。なので、アップを撮るにしても40mmあれば十分狙えました。お遊戯はマスゲームみたいなもので、全体の雰囲気も撮りたいので標準ズームが最適です。
M.ZUIKO 40-150mm
これは下の子(1歳児クラス)のお遊戯プログラムと上の子の駆けっこ用。
本当は金銭的に余裕があれば、α77Ⅱ+SAL70300Gのセットも残しておいてE-M1+40-150 F2.8 PROとの比較をやってみたかったのですが、結果的にα77Ⅱは体育館の実戦に投入されることなくドナドナされました。
所感
撮り終わって、写真を整理した後の第一所感。
"E-M1にしても問題はなかった"
ちょっと微妙な言い回しですね。大満足というわけではなかったんですが、α77Ⅱにしとけばよかった…という後悔もなかった。撮れた写真はおおむね満足できる仕上がりでした。もちろん、JPEG撮って出しでの感想です。
2017年はOM-D E-M5 MarkⅡと12-40mm F2.8 PROだけで挑んだ結果、デジタルテレコンを使うことになってしまい、かなりの解像感の悪い写真を量産してしまったのですが、2018年は望遠も使ったのでその点はかなり改善されました。
どちらかというと、設定を詰め切れていなかったのが災いして、なかなか撮影に集中することができなかったのが痛かったです。プログラムの合間に設定をいじる時間は十分あったんですが、「その設定でほんとにいいのか?」と常に迷いながらの撮影になってしまったので、だいぶあたふたしていたと思います。
こればっかりは、同じ状況でリハーサルできるものでもないので(特に体育館だったので)割り切りが肝心かなとも思います。
来年はE-M1 MarkⅡ追加して2台で撮りたいな~、無理だろうな~。
保育園児の親御さんの参考になれば幸いでございます。
Portfolio, 29th January 2019
いやー、ブログを続けるって、ほんと難しいですね。難しく考えすぎなのかな?
そんなわけで、がっつりネタばかりアップしようとしすぎずに、写真と一言コメントだけの日も設けてみます。タイトルに入っている日付は撮影日。
冬場、かなり日も落ちて暗がりが広がりきる時間帯の一枚。好きな色は青です。
もうちょっと建物を暗くしたかったかな…現像は鋭意勉強中でございます。
OM-D E-M1 三角環復旧してみたけど、使いにくかった。
前回のエントリーで、Peak Design社のアンカーがアップデートした話をしました。
この中で、「アンカーつけるためにE-M1の三角環を外したけど、アップデートされたら紐が太くなるから三角環復旧かなー」って言ってましたが、アンカーV4が届く前に実際に復旧してみました。
そしたらこれがですね、結構邪魔。
上の写真のような感じでカメラをホールドするんですが、人差し指に当たる三角環の感触が絶妙で、すっごい気になるんです。気になるんですよ。慣れの問題だろうと思って使い続けていますが、今のところ慣れる気配なし。
形状によるのか、当たってる場所の違いなのか、不思議とアンカーリンクスの方は気にならないんですよね。
アンカーV4を取り寄せてはいますが、V3のままで三角環外して使おうかな〜。ただ、三角環の樹脂部品が柔めなので、あまりつけはずしすると折れそうな勢いです。すでに二回つけはずししてるから、うっすら筋が出てきてるし…
Peak Design アンカーアップデートしたってさ。
カメラ機材関係のブログや価格.comなんかを見ていると、そこそこの頻度で目にするPeak Design社のアンカーリンクス。
わたしもサイトでちらほら見かけて、「なんやろこれー」と思っていたところ、ある時新宿のヨドバシカメラで見つけて即買いしました。
ストラップって、外で持ち歩くときには便利…というか必需品なんですが、家の中でカメラ振り回すにはちょっと邪魔になるんですよね。ふっと縦持ちに構えたときにストラップがだらーっとレンズに掛かってきて「もぅ!」ってなったり。三脚で撮るときなんかも結構邪魔になりません?不意にストラップを引っ掛けて、三脚ごと引きずり倒したりなんかした日にゃもう…
そんな人のための「アンカーリンクス」。もちろん、Peak Design社からは便利なストラップとセットになったものも多数出ていますが、アンカーリンクスの良い所は自分の好みのストラップを使えること。わたしもお気に入りのストラップに付けて使っています。
で、ここからが本題。
いつも拝読しているOKPさんのブログで、このアンカーがアップデートされ、無償リコールしていることを知りました。ほんと、OKPさんに感謝でございます。
ざっ栗言うと、V1からV3まで出てるんですが、V2からV3にしたときにコードを細くしたところ、カメラ側の取り付け形状によっては磨耗してしまう事例があるとのこと。でも、V3を100万個売って7件、しかも当たりがソフトな三角環(樹脂かましてるやつとか)なんかを使えばほとんど発生しない事象なので、大抵のメーカーはシカトしそうな案件ですが、Peak Designさんは、こうおっしゃってます。
これはとても低い確率ではありますが、ピークデザインの基準では容認できない数であり、今回のアップデートに至りました。
引用元:銀一株式会社 ニュースリリース
どうよ、このCS最重要視の企業姿勢。感服いたしました。詳しいことと、リコールの受付はこちら。日本の販売代理店「銀一」さんのサイトです。
早速、上記サイトから申し込みました。名前とか住所を英語で入力する必要がありますが、丁寧な記入例がありますので特に困ることはないと思います。所持するアンカーの個数を聞かれますが、エビデンス(写真とか購入証明てきなもの)は必要ありませんでした。だからって、持ってる個数より多く申請するのはだめですよ!
私はアンカーリンクス1セット購入していたので、アンカーは4つです。
OKPさんはOM-D E-M1 MarkⅡを使われていて、三角環を外していたそうなんですが、コードが太くなったことで、取り付け穴に入らなかったとのこと…私も真似していたのですが、入らないとなると…三角環復旧かな~。
申請フォームの最後で、納品まで1~1.5ヶ月かかるといわれました。ま、V3がすぐ切れるわけでもないので、忘れたころにやってくるでしょう。
届いたら、E-M1で付けたらどうなるのか、レポートしたいと思っております。
僕らはみんな生きている ~マイクロフォーサーズはボケないんですか?~
JPEG撮ってだしでございます。駐車場の車止めの隙間からにょきっとね。凄まじい生命力を感じました。執念ですよね。何がなんでも生きてやる!と。
よく言われる、フォーサーズセンサーはフルサイズセンサーよりボケない問題。最近やっと、本当に理解できたと感じています。
上の写真は焦点距離34mmで撮影しています。フルサイズに換算すると68mm。この“換算”ってのが厄介なんですよね。換算しちゃだめなんですよね、ボケを考えるときは。
焦点距離34mmのレンズは、センサーサイズがフルサイズだろうがAPS-Cだろうがフォーサーズだろうが34mmなんですよね。だからボケ具合も焦点距離34mmのボケ。換算68mmだからといって、フォーサーズの34mmレンズとフルサイズの68mmレンズで撮った写真を見比べて、「やっぱフルサイズはボケるよね~」とか言われても、そもそもの土俵が違うんだから全く意味がない話。
こういう話は図解を交えて説明しないと、ただ聞いてるだけじゃ頭くちゃくちゃになってしまうのですが、今回は図を用意してないので、この話はここまで。
マイクロフォーサーズのカメラとレンズだって、ちゃんと暈せますよ。