こども撮りには、やっぱりマイクロフォーザーズではないかと。
先日、こどもの保育園で秋祭りなるイベントがありました。まぁ、祭りと言ってもそんなに大したものでもなく、ほぼ室内でちょっとした縁日的なものを先生方が準備して、園児とその保護者に楽しんでもらおうというものです。
まー、お父さん的にはこのイベント自体にものもーしたいことが多々あったんですが、そこは大人の対応でアンケートにつらつらつらつらつらつ…書き込んでおきました。
さて、本題に行きましょう。
この秋祭りが開催された保育園なんですが、敷地が狭いため室内もそんなに広くないです。園児はだいたい130名ぐらいだったと思うんですが、そこに保護者が集まれば、兄弟姉妹がいることを鑑みても最低でも倍の人数が集まるわけです。まー、それはもー、しっちゃかめっちゃかですよ。正月三が日初売りデパート並みの混雑具合です。
さらに、晴れた昼間とはいえ室内は室内です。できる限りF値の小さいレンズが求められます。当然、単焦点よりズームです。こうなるとおのずと大三元標準ズーム、頑張っても小三元標準ズームが欲しくなるわけです。
さて、ちょっと想像してみてください。下は1歳から上は5歳までのちびっ子がひしめく中、大人が大三元標準ズームを付けた一眼レフを肩からぶら下げてたらどうなりますか?そうです、かなりの確率でちびっ子の顔面にぶつかります。さらに花形フードなんて着いてた日にゃ、エッジが目に刺さって大惨事…なんてことにもなりかねません。いや、これマジですよ。
これを気にせず、あの混雑の中をドデカイ一眼レフを肩からぶら下げてうろうろしている保護者は完全自己中バカ親です。断言します。
今回、お父さんはOM-D E-M1に12-40mm F2.8を着けて、3WAYバッグに常備する形で撮影に臨みました。
もともと、カメラ用の3WAYバッグだったこともあって、取り出しは非常にスムーズ。重量もそこまでないので、肩への負担もそこそこに抑えることができました。
実際撮ってみて思ったのは、そんなにズームを頻繁に使うこともなかったので、17mmか12mm位の広角単焦点レンズでも十分だったかなーということです。単焦点持ってませんけど。過去にオリンパスの17mm F1.8を使ってた経験からの印象です。
ほんで、12-40mm F2.8は最短撮影距離も短いので、こんな至近距離でしか撮れない状況でも「うー、ピントが合わせられない~」なんてことにもほとんどなりません。被写界深度も深めなので、それほどピントにナーバスにならずに済むので、精神衛生上もよろしいかと。
で、タイトルの結論に至ったわけですが、こういうと「別にα7Ⅱにzeissの35mmF2.8とかでも十分軽量コンパクトじゃね?」と言われてしまいそうですが、確かにそのとおりです。ただ、その時気をつけたいのが被写界深度。フルサイズの35mmF2.8ってそれなりに深度が浅いので、こどもの室内イベントを至近距離で撮るにはちょっと不便だと思ってます。結局絞って使うことになるから、ISO上がって…的な。
ま、もっと言ってしまうと、最近出てるSONY DSC-RX100Ⅴの方がもっと適していると思いますよ。AF速いし、深度も深いし、画質も良いし。高いけど。正直、RX100を貸し出してることをちょっと後悔しました。
とはいえ、さはいえ、OM-D E-M1 + M.ZUIKO 12-40mm F2.8 PROのコンビ、思った以上に良い仕事してくれてます。機動性も含めて考えたら、今のところ宗旨替え成功です。
さて、次のイベントは、ついにやってきました「ウン・ドー・カイ!」そう、運動会です。この日のためにカメラやレンズをトッカエヒッカエしてきたと言っても過言ではありません。昨年までは機材に迷いを抱えながら撮っていましたが、今回は機材に迷いはありません!後はセッティングを詰めておいて、当日は撮る・撮る・撮る!!
「ウン・ドー・カイ」は11月初旬掲載予定でございます。予定は未定であり決定ではない。
あとがき
でも、あれだねー。このご時勢しょうがないとはいえ、やっぱり写真にぼかし入れるのはやだね。どーしても視線がまずそこに行っちゃいますもん。人間って隠されるとなおさら見たくなるんですってよ、奥さん。