そうだ、カメラ持ってこ。

写真が好きなお父さんのものがたり。

カメラ遍歴 初代 SONY α57

世の中の写真を撮られる方は、かーなーり乱暴に言うと「写真を撮ることが好き」「カメラが好き」のどっち寄りじゃないかと感じています。

わたくしはと言いますと、6割ぐらい「カメラが好き」。なので、御多分に洩れずカメラを買っちゃー売りという行為を少なからずやっちまってきました。

そこで今回は、わたくしのカメラ遍歴を(恥ずかしながら)公開しちゃいます。

記念すべき初代 「SONY α57」

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厳密に言いますと、学生時代に「MINOLTA DiMAGE X」、社会人になってから「Casio EXILIM」を使っていましたが、今で言うiPhoneのカメラみたいに旅行の記念撮影で使う程度の用途でした。今みたいに、何かしらテーマを持って「写真を撮る」っていう使い方をしだしたのは、この「α57」からなので、僕の中での初代はこれです。

確か2013年の6月ごろ、ダブルレンズキットをヤマダ電機で5万円弱で購入しました。購入した一番のきっかけは、嫁さんの妊娠がわかったことなんですが、コンデジではなく、あえて嵩張るデジタル一眼カメラ、さらにどちらかというとマイナー路線のSONY α57を選んだのにはいくつか理由がありました。

理由その1 仕事で一眼レフカメラに出会った

たぶん、これが無ければ、わざわざ高価なデジタル一眼カメラを買うことはなかったでしょう。その昔、社内配置換えで広報部へ異動になったんですが、その当時の広報部は8割方女性だったわけです。で、有無を言わさずカメラ担当を命ぜられた時に出会ったのが一眼レフカメラCanon EOS kiss X4」でした。

出張で持ち帰ることがあり、飼っていた犬を撮ってみると、それはもうステキな写真が撮れるじゃありませんか!

もともとガジェット好きな傾向の自分がカメラを欲しくなるのは、自然な流れだったわけですねぇ。

理由その2 動画撮影にも兼用したかった

そんなわけで、デジタル一眼カメラをいくつか物色した結果、候補として上がったのが以下のカメラたちだったのです。(2013年5月ごろ)

まず最重要だったのがご予算。というか、どれが一番安いかということ。もちろんこの判断基準は嫁さん基準です。それで選ぶと、確かEOS kiss X5が一番安かった。ちょうどモデル末期の時期でしたから。その次がK-30とα57。D5200は出て間もない上にニコンブランド価格でちょっと高かった。

デザイン的にはK-30が結構お気に入りだったんですが、どうしてもあの「ガシャコン」っていう重いシャッター音に馴染めなかった。

kiss X5はバランスの取れたいい機種だと思ったのですが、決め手となったのは動画機能でした。

α57はデジタル一眼「レフ」カメラではなく、デジタル一眼カメラ。つまりレフレックスと呼ばれる鏡が無いタイプなんです。厳密に言うと「トランスルーセントミラーテクノロジー(TLM)」という半透過ミラーが内臓されていて、ミラーレスカメラと一眼レフの中間機種って感じです。

こいつのおかげで、動画への切り替えがスムーズなんです。撮りたいときにさくっと取れる。ここ重要。ここら辺の使い勝手の良さは、現行のα7シリーズなんかに活かされてるよなーと感じます。

理由その3 なんかメインストリームって嫌

三つ目の理由は、我ながら雑w だけども、今まで買ってきたものを振り返ると、この「誰もが持ってそうなブランドの商品は嫌」っていう選択基準がかなり軸になっていると気づくわけです。

ただ、ほかの人には絶対勧めません!なーんでか?だって、やっぱり一番売れてる商品には売れるだけの理由があって、特に初心者は「どーしてもこれがいい!」っていう理由が無い限りは、一番売れてるものを買っとけば間違いないですもん。プリウスを毛嫌いしてインサイト買ったらどうなりました?カタログ落ちですよ。

SONYのAマウントシリーズは、そろそろ終焉を迎えそうな気配ですが、それでも私はこの「なんかメインストリームって嫌」という選択基準をチョイスしたことは、結果的に間違ってなかったなと思っています。あくまでも個人的所感です。よい子はまねしちゃだめよ♪

まとめ

まー、実質3つ目の理由は合って無いようなもんですが、そんなこんなでα57が我が家にやってきたのです。

のちに、α57はドナドナされて、最終的にα77Ⅱがやってくるのですが、今思うと手元に残しておけばよかったかなー。とたまに後悔します。それぐらい扱いやすい機種でした。

子供の保育園の運動会で、「ソニーのストラップだなー」と思ってみていると、けっこうα57な確立が高い。たぶん、わたしと同じぐらいのタイミングで、だいたい同じような理由で買ったに違いありません。最近のお父さん、お母さんはミラーレスが多いですね。α6000番台とかオリパナのとか。

写真は残ってるので、そのうちアップします。

この次に手を出したのが、マイクロフォーサーズ規格のOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ。ということで、次回のカメラ遍歴は、OM-D E-M5 MarkⅡのお話です。