そうだ、カメラ持ってこ。

写真が好きなお父さんのものがたり。

SIGMA 30mm F2.8 DN | Art (マイクロフォーサーズ用だよ)

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発売されてからしばらくは、「超ハイコスパレンズ」として一部のユーザーからもてはやされていた準標準レンズの30mm F2.8 DN。実売価格が20,000円を超えることはほとんど無かったと記憶しております。ちなみに、同様のシリーズとして60mm F2.8と19mm F2.8もあったため、三兄弟などと呼ばれることもしばしば。さらには、SONYのEマウント用もラインナップされていました。多分、焦点距離的にEマウントの方が本流だったと思われます。

しかし、F2.8というMFT規格では若干物足りないF値、フルフレーム換算の焦点距離が(広角から)38mm、60mm、120mmというちょっと微妙な辺りに加え、近年は同様の焦点距離でF1.4シリーズが出てきたこともあり、その人気は衰え、今となってはこの30mmのMFTマウントのみを残してカタログ落ちしてしまいました…合掌。

私も全盛期に買ったわけではなく、今年に入ってカメラのキタムラさんで中古という名の新古品(未使用でメーカー1年保証付きだけど中古品として販売)が9,900円で大量に出品されていたものを購入したところでございます。

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意外と使い勝手が良かったので、19mmF2.8も中古で探そうかと思ったのですが、LAOWA 17mm F1.8があり、MFとAFの違いはあれど焦点距離F値共に被っていることもあり見送りました。MFに嫌気が差したら買っちゃうかも。

 

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f4.0, 1/2500, ISO200

 

LAOWA 17mm F1.8 MFT

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外出自粛要請の最中ということもあり、マグネシウムボディよりも重い筆をやっとこ取り上げた今日この頃。みなさま、いかがお過ごしでしたでしょうか。

およそ9ヶ月ぶりの投稿となるわけですが、まぁその間なんやかんやありまして機材も変遷したわけでございます。

今回は、思わず手を出してしまった「LAOWA 17mm F1.8 MFT」をご紹介します。

 

購入動機

一番大きい購入要因はというと、「安かった」これにつきます。後述しますが、結果的に安かろう悪かろうではなく、かなりコストパフォーマンスに優れたレンズだったと断言できます。ただ、MFレンズで中国のメーカーということを考えれば、安いだけで飛びつくにはちょっとリスクが高い。当然、ネット界隈の評価を探る訳ですが、出たばかりのレンズですし、やはり中国メーカーということで、このレンズ以外のレンズにしてもほとんどレビューは存在しない。さらに言うと、LAOWAは2013年創業というまだ若いメーカーさんですので、なおさら日本でのレビュー数は少ない。

そんな数少ない記事の中で引っかかったのが、デジカメWatchのインタビュー記事でした。

dc.watch.impress.co.jp

創業者の李大勇氏が語っている中で、私がとても共感を覚えたのは、

  • かなりユーザーサイドに立ったものづくりをしている
  • 身の丈をわきまえていて、無茶な設計、生産をしていない

っていうところなんです。

ユーザーのリクエストを丁寧に聞いているからこそ、5倍のマクロレンズとか、LEDライトがついたストローみたいなレンズとか、意味の分からん画期的なレンズを作れるわけです。日本のメーカーじゃあまず作らないですよね。ほんで、身の丈をわきまえているから、「自分たちはMFレンズしか作れない、じゃあMFレンズを好むユーザーが求めているものは?」という感じで、自分たちの能力とユーザーの要求がうまく折り合う点を探して作るっていうことがしっかりできている印象を受けます。(現状のラインナップを見ても)

この記事を読んだのも、この17mmを買おうと思ったきっかけの一つです。

購入から届くまで

さて、購入に至るまでですが、日本で販売されているルートとしては、マップカメラさんやカメラのキタムラさん、あとLAOWAの日本での販売代理店サイトロンジャパンさんなんかでは19,620円(税込み)で販売されています(2020年4月20日時点)。私はというと、貧乏人根性丸出しで「とにかく1円でも安く!」という信念のもと探し回った結果、LAOWAの中国のWEBショップから直接購入するという手段を選択しました。

www.venuslens.net

なんと、送料込みで149USDで買えちゃいます!ただし、以下注意点。

  • 購入フォームはすべて英語(ただし簡単です)
  • 送料込みの場合は中国から船便(通常で約10日ぐらいかかる)
  • 万が一サポートが必要になった場合も英語でのやり取りが発生する(はず)

そんな部分もありますが、英語に関してはGoogle先生Google翻訳を使えばほとんど解決できますので、149USD(2019年12月で約16,000円)と日本で買うより4,000円(20%)近く安く買えることを考えると、選択肢としてはアリだと思います。

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荷姿と開梱

で、届いたのがこんな感じ。至極簡素な梱包ではありましたが、外箱がしっかりしているので余程雑な扱いを受けない限りは無事届くと思います。ちなみに香港から国際郵便で届きました。日本郵便のサイトから追跡も可能です。

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箱の内側はスポンジがあり、シリカゲルも入れてあります。日本メーカーと何ら変わりありません。問題なし。

実装

 

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鏡胴が若干細めなデザインなのでOM-D E-M1 MarkⅡに装着するとやや貧相です。PEN-Fとかの方が似合うかもしれません。

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金属製のボディで、デザインは洗練されている印象です。フードは遮光効果はほとんどなさそうですが、花形フードになっておりこちらもデザイン的に○です。

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完全MFレンズで、電子接点を持たないため、レンズ情報は自動記録されません。ただし、E-M1-2の場合は「レンズ情報登録」という機能があるので、それを利用して記録することができます。ちなみに「レンズ名」「F値」「焦点距離」が登録できるので、私はF値ごとに登録しておいて、レンズ側でF値を変更するたびに登録情報を変更して、F値を記録するようにしています。「レンズ情報登録」機能は液晶左上の画面切替ボタンにショートカットで登録。ちょっと面倒だし忘れる時もあるけど…

写りはいかが?

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f/4.0, 1/1250, ISO200

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f/4.0, 1/4000, ISO200

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f/1.8, 1/6400, ISO200

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f/1.8, 1/6400, ISO200

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f/1.8, 1/3200, ISO200

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f/2.8, 1/1600, ISO200

泥団子写真はピント合わせて撮りましたが、それ以外はフォーカスメモリを無限遠にセットしたまま撮りました。夕方の光も相まって、ややオールドレンズよりな雰囲気になっている気がします。ちなみにボディはE-M1/2でピクチャーモードをポートレートにしている以外は全てデフォルト設定です。若干黄色被りがある感じもしなくはない。

持ち帰ってモニターで見ると、また違った雰囲気に感じることが多い印象です。ボディの液晶のせいなのか、はたまた、このレンズの味なのか。MFレンズに抵抗が無い方には、コスパを考慮すると結構おすすめのレンズじゃないかなーと思いますよ。

OM-D E-M1 MarkⅡを中古で買ったらOOC+メンテナンスパッケージを購入できるのか問題

OM-D E-M1 MarkⅡを中古で買ったらオリンパスオーナーズケアプラス(OOC+)メンテナンスパッケージを購入できるのか問題

https://cs.olympus-imaging.jp/jp/support/cs/digital/oocpmp/img/index_ttl.jpg

ですが、結論から申しますと

できました。(過去形)

注)残念ながらE-M1 MarkⅡ向けのOOC+新規販売は2019年9月29日で終了してしまいました。。。

オリンパスさんに直接電話して聞いたので間違いありません。意外とこの情報ってWebで検索かけても明確な答えが出てこないんですよね。電話で聞いた内容は以下の通り。

Q1:中古で買った場合でもオリンパスオーナーズケアプラス(OOC+)メンテナンスパッケージを購入できますか?

新品で購入した場合と同様に中古で購入した場合でもOOC+メンテナンスパッケージを購入できます。

Q2:中古で購入した場合、定期診断のタイミングはどうなりますか?

まず、新品購入時の日付がわかるもの(日付のある保証書など)があれば、その日を基準として1年が経過していれば1回目の定期診断を受けることができます(中古購入した直後であっても)。新品購入時の日付がわからない場合は、シリアルNoなどから製造・出荷日を確認し、おおよその購入日を推定して、そこから1年経過した日を目処に1回目の定期診断を受けることになります。

だそうな。

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オリンパス公式サイトより。製品(カメラ本体)購入から1年6ヵ月後にメンテナンスパッケージ購入のイメージ

多分、これが適用イメージに最も近いと思います。たまに勢いで買って、気に入らなくてすぐ売っぱらっちゃうブルジョアな方もいらっしゃいますが、だいたいの方は1年以上使っていらっしゃるのではないでしょうか。

 

なお、最後に、こんな質問もしてみました。

Q3:3回目にある「リフレッシュ整備」でシャッターユニットを交換せず、その後にシャッターユニットに不具合が出て交換になった場合は、別途費用が発生しますか?

その場合は別途費用が発生してしまいます。また、リフレッシュ整備時にシャッターユニットを交換するかどうかについては、その時の状況を診断してからの判断になります。(つまり必ず交換してくれるわけではないということ)

…ですよね。。ただ、今回一つ聞きそびれてしまったのは、リフレッシュ整備後であっても、メンテナンス保証期間内であればシャッターユニットを無償で交換してもらえるのかどうか。もしこれがYESなら、なおさらメンテナンスパッケージには入っておいた方が良さそうですね。

※上記の情報は、あくまでも筆者が問い合わせた時点(2019年7月下旬)での情報です。電話での質疑なので齟齬が発生している可能性も否定できませんし、規定が変更になる可能性もありますので、ご自身にとってリスクとなりそうなことについては必ずご自身でオリンパスさんに問い合わせてからご購入ください!

これからOM-D E-M1 MarkⅡを中古で購入しようと考えていらっしゃる方の参考になれば幸いでございます。

禁断の便利ズームをポチりました…

オリンパスユーザーのみならず、マイクロフォーサーズユーザーなら誰しも一度は使ってみたいと思うであろう、禁断のズームレンズ。

そう、その名も

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

ついにポチってしまいました…

理由はいくつかありますが、最大の理由は…そう!子供の運動会。相変わらず軸は子供です。パパカメラマンだからしょーがない。

1. 運動会での機動力を上げたい

このレンズを買うまでのラインナップは

  • M.ZUIKO 12-40mm F2.8
  • M.ZUIKO 40-150mm F2.8
  • RX100M3

って感じ。

ほんで、昨年の運動会はE-M1に標準と望遠レンズをとっかえひっかえして運用していたわけです。でも、体育館の中なので埃混入のリスクは低いとはいえ、レンズ交換はめんどくさい!えー、面堂終太朗です。そうなると、道は二つに一つ。ボディを買い増すか便利ズームを買うか。

 

…いや、もう一つ道がありました。RX100M3と併用すればいいじゃない。

 

そうなると、追加投資必要ないよねー。もうちょっと貯めてE-M1Mark2買えばいいよねー。そんな風に考えていた私のもとに、不幸のメール誘惑のメールが届いたのです…

2. オリンパスさんがキャッシュバックキャンペーン始めちゃった…

オリンパスさんからしたら、完全に言いがかりですよね。というよりはまんまと罠にかかったというか、カモネギというか…

このキャンペーン、カメラ本体やらPROレンズやらを買うと万単位でギフト券をくれるというお得なキャンペーン。さらに追い打ちをかけてきたのが、オリンパスのオンラインショップ(俗称「オリ・オン」)で使えるポイント上限が20%になるっていうDM。通常は製品購入価格に対して15%が上限なんです。なので、ポイント持っていれば最大20%オフ。(だいたい、夏と冬のボーナス時期にキャンペーンぶっこんでくる印象)

わたくし、オリンパスさんのFotopusプレミアム会員(年会費3,024円)になってまして、年始のお年玉ポイントとかなんやかんやでポイントが結構貯まってたんですね。で、このキャンペーン類をフルに活用すると、M.ZUIKO 12-100mm F4.0のオリ・オン価格がなんと…

114,912円!!!

わたくしが購入したタイミングの価格コム最安値より6,000円ぐらい安くなりました。しかもポイント付きます。キャッシュバックも15,000円分もらえます。実質100,000円弱。ステキ。オリンパスさんからしたらカモネギですが、自分からしたら渡りに船。(使い方あってる?)

3. 決め手は解像力とズーム倍率

とはいえ、とはいえですよ、元値からしたら安くなっているとはいえ、10万円を超えるお買い物はパパカメラマンにとっては死活問題。少なくとも12-40mm F2.8と入れ替えなきゃならん懐事情なわけです。

他方、やっぱりF2.8は捨てがたいし、中古のE-M1かE-M5MarkⅡを買って二台持ちにした方がいいんじゃないか…とかいろいろ考えながらマップカメラさんとか価格コムの掲示板とか覗くわけですよ。

ほんで最終的な決め手となったのは、あちこちで絶賛されている解像力。

たとえ数年前までオリンパスフラグシップだったとはいえ、フォーサーズで1,600万画素のセンサーでは画質の面でつらい部分があります。でもE-M1MarkⅡに買い替える資金はまだ無いので、だったらレンズに頼ろうと。そんなド素人考えです。

あとは、運動会以外でも使うことを考えると、やっぱり高倍率便利ズームは欲しいなと考えていたところでもあるので、もう12-100mmしかなかろーもん!と。

そういうわけで、あえなくM.ZUIKO 12-40mmがM.ZUIKO 12-100mmに取って代わられたわけであります。

ちなみに、もちろんオリ・オン価格で購入しましたが、実際に購入したのは新宿にありますオリンパスプラザ東京さんです。ここ、ショールームやサービスステーションがあるんですが、オリ・オンで購入した商品の受け取り場所にも指定できます。

しかし、それだけじゃないんです!実は、ここに在庫がある商品であればその場で購入することができます!今回購入した12-100mmはオリンパスプラザ東京さんに在庫があったので、その場でお買い上げしました。もちろん、Fotopus会員番号を提示すればオリ・オン価格で買えますし、ポイントも使えます。さらに!タイミングが良ければ何かしらノベルティグッズをいただけます♪

ちなみに、わたくしは過去に2回オリンパスプラザ東京さんで商品の受け取り・購入をしましたが、1回目はOM-D柄のハンカチ、2回目(12-100mm買ったとき)はOM-Dのロゴ入りタオルをいただきました。オリンパスさん、ごちそうさまでした(-人-)
※必ずもらえるわけではないと思いますので、もらえなかったからってオリンパスさんにクレーム付けないでくださいね…

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結構厚手の上質な生地

さぁ、今年は12-100mmでバンバン撮るぞー!

Endurance Ext 強化仕切りに変えてみた。

パパカメラマンのみなさま、こんにちは。

私が愛用しているカメラバッグは、Studio9ファンのみなさまご愛用のEnduranceシリーズより、"Endurance Ext"でございます。今回はこのバッグ内に使われている仕切りについての情報です。

samarai.hatenablog.com

 

2018年2月に購入して以来、家族旅行だけにとどまらず、時には通勤にも使っておりました。パソコン持ち歩く時なんか、背中が当たる部分にパソコンを入れられるので、背筋がシャキッとなりますね。

ところが、最近カメラ室の仕切りがふにゃってきてるのが気になり始めました。

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特に縦方向の潰れ具合が気になる

ストラップを収納している部分は、40-150mm F2.8 PROとかフラッシュを入れるとそこまで潰れは気にならないんですが。

そんな折、Studio9さんのサイトを眺めていると、新型"Endurance Ext"の記事が!!

photo-studio9.com

上部荷室ファスナー化か〜、最初からそうしといてくれよ〜、と思いつつ、そこまで困ってないからえっかーと読み進めていくと…

「下部荷室の仕切りを強化仕切りに」

あるやないですか、ちゃんとあるやないですか!そう、強化仕切りが出来てたんです。まさに欲しかったのがこれ。でも、記事を見る限り仕切り単品売りはなさそう。諦めようかとも思ったんですが、ダメ元で販売元のビーハーフさんに問い合わせてみたところ、単品販売しているとのこと!

小さいのが500円、大きいのが600円で、今回欲しかったのは大の方。早速、大を二つ注文しました。

※価格は2019年7月時点の税抜き価格です。これに定形外の送料が加算されます。購入予定の方は必ずビーハーフさんに問い合わせて在庫、価格を確認してくださいね。

www.endurancecamera.jp

で、届いたのがこれ。

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The 省エネパック

どこぞのAmazonとは違って、省エネパッケージ。ほんとこれで十分ですよ。左の状態が封筒に入ってポストに届きます。

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左:従来品 右:強化版

それぞれ同じぐらいに力加えてみたのがこれ。従来品は一年以上使っているということを差っ引いても、芯材を2倍にしてあるだけあって、結構硬さを確認できました。

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左:従来品仕切り 右:強化版仕切り

バッグに付けてみたのがこれ。並べて比較してみるとグリップのあたりの仕切りが、従来品はかなりひしゃげているのがわかります。あとは、経年劣化で強化版がどれぐらい柔くなるか、でしょうか。

一枚600円ほどで購入できるのであれば、一年ごとに交換してもそれほどいいかなと思える価格設定ですよね。これは本当に助かりました。

上部荷室をファスナータイプに変更するのも有償でやってくれないかなー、ビーハーフさん…

E-M1で動画撮影中に静止画を撮ると動画がブツ切れになる問題

OM-D E-M1では動画も撮影できます。まぁ、近年のデジタル一眼カメラはおおむねどの機種も動画機能が付いていますが、動画が撮りやすいかどうかはまた別問題ですね。

先日、子供のお遊戯会的なものに参加してきました。

我が家にはハンディカメラは無いので、動画を撮ろうと思うとスマホかデジカメで撮らざるを得ないわけです。それ自体は大した問題ではないのですが、やっぱり動画と写真どっちも欲しいじゃないですか?演劇をやったので全体の動画も欲しいし、でもスマホとかでちょっと見るには写真があった方が何かと便利だし。

実際、当日はとりあえず動画だけ撮るつもりで行ったのですが、開演直前に「そうだ、写真も撮ろう」と思い立ってしまったわけです。これが失敗でした。

E-M1:

動画撮影中にシャッターボタンを押すと静止画を撮影します。ただし!その瞬間動画撮影が一旦停止され、静止画撮影後に動画撮影を再開します。その際、動画ファイルは分割されてしまいます…

E-M10およびそれ以降発売のOM-D: 

動画撮影中にシャッターボタンを押すと静止画を撮影しますが、動画は継続して録画されます。ファイルも分割されません。(フォトインムービー

なまじっか、過去にOM-D E-M5 MarkⅡを使っていたのが災いしたのです。

OM-Dシリーズに限って言いますと、E-M1の次に出た機種がE-M10です。実はこのE-M10から「フォトインムービー」という機能が加わったんですね。

digital-faq.olympus.co.jp

オリンパスお得意の下克上ってやつですね。たった4か月しか発売時期が違わないのに…ただ、バージョンアップでも対応されないところをみると、ハード的に制約があって搭載されなかった機能なんだと思います。

さて、当日の話に戻りますと、下の子のお遊戯が最初だったので、そこで動画を撮りながらシャッターボタンを押したわけですよ。すると動画のタイムカウントが0:00に戻るじゃありませんか…Why?と思いつつ、とりあえず2、3枚シャッターを切りながら動画撮影終了。急いでファイルを確認してみると…切れとるやないかーい。ブツ切れです。これはまずいと思い、その後は静止画を完全に諦め動画オンリーで済ませました。

いやー、ちゃんと確認しないとだめですね、事前に。何事も段取り8割ですよ。

これがOM-D E-M1 MarkⅡだと、「4K動画切り出し」っていう機能があるんですが、ちょっと違うんだよな~。。。動画撮影中に「ここだ!」って思った瞬間に静止画を撮りたい。でもこの「4K動画切り出し」は4Kで動画を撮影して、撮影し終わってから動画を確認しながら「ここの静止画欲しい」って思ったところをデジカメ単体で切り出せる機能。これは自分としては「これじゃない感」がたっぷりなわけですよね。

フォトインムービー機能はE-M5 MarkⅡとE-M10シリーズにしか搭載されていないようです。E-M1 MarkⅡにも搭載されず。なんだかなー。

ちなみに、最高画質で撮影した動画は7分ちょっとの長さでファイルサイズ約1.5GBでした…GBです、MBじゃなくて。ここら辺も含めて考えると、動画はハンディカメラにした方がいいのかーとも思っちゃいますね。あ、RX0でもいいかも。

www.sony.jp

ま、なんしか、E=M1で動画も賄おうと思ってる方はご注意ください!って話でした。

アンカー捻じ込み大作戦

以前お伝えしたピークデザイン社のアンカーアップデートの件。

 

samarai.hatenablog.com

 申し込んでから2週間ぐらい?で無事手元にV4が届きました。しかも1セット(4つ)しか頼んでなかったのに、最初のが届いてから数日後にもう1セット届きました…送り返す送料とか考えたらお互いに手間なので、そのままありがたく使わせていただく所存でございます。2セット目はまだ未開封ですけどね。

で、実際比べてみると…

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ふとっ!!

かなり図太くなりました。確かにこれなら余程のことが無い限り引きちぎれない気がします。

で、さっそく物は試しでE-M1に突っ込んでみようとしました。もちろん三角環は外した状態で、です。

 

ムリ…

 

手持ちで捻じ込もうとしても、どーやったって入りません。入りませんでした。そんなわけで、一旦V3(細い方)を付けなおしてしばらく使っておりました。半ばあきらめムードで、「三角環戻すかな~、V3のまま使うかな~」と悩むこと数週間。

その時は突然やってきました。

「ひ~ら~め~き~♪」ってやつですね。某教育番組のやつです。

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今思えば簡単なことなんですが、自分的にはコロンブスの卵。行き着いたのは、できるだけ細く、かつ切れにくい糸を使って誘導する方法です。私はなんかでもらったちっちゃいソーイングキットに入っていた縫製用の糸を使いました。

引っ張っている途中、何回か「いや~、これ切れるぞ…」と思うぐらい力入れて引っ張った結果、無事穴を通過。何とかV4を通すことに成功しました。

このV4、太いこともあって柔軟性があまりないため、E-M1に角を生やすことができます。

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実際にストラップをつなげて使う分にはV3もV4も全く差は感じられなかったので、万が一のリスクを考えると、E-M1ユーザーで私のように三角環を外してアンカーを使っている方(かなり限定されますよね…)もV4に変えておくことをお勧めします。